イスラム教にコーランがなかったら?

イスラム教にコーランがなかったら?

そもそもコーランとはイスラムの祖、ムハンマドが受けた神による啓示をそのまま書き起こしたものです。それが新約聖書と違う、大きな点はその神による言葉が書かれているという点です。キリスト教の聖書は神でも、神の子のイエスでもなく、その信徒によって書かれたもの。つまり、信徒らによる解釈に近いものといえます。

一方、コーランは神の一部であるため、それを絶対的なものとしてみているのです。そこが、他宗教より攻撃性が目立っているの理由の一つと言えるでしょう。

コーランはムハンマドが直接書いたわけではなくムハンマドを通じ、信徒の暗記によって書かれました。信徒が書き残すことなく、いつまでも口伝でイスラムの教えを伝えていった場合、コーランは生まれません。口伝ですから本当なら新約聖書のように、多少信徒らによる解釈が混じっていくのではないでしょうか?文章化され、固定化された現在のものより柔軟に、年月を重ねるごとにイスラム観的神そのものが変化する可能性があるかもしれません。

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