コーランには何が書いてある?

think-god

コーランとは、大天使ジブリールによってムハンマドに伝えられた唯一神アッラーの言葉のことで、神の啓示をそのものを指します。つまり、コーランというのは書物の名前ではなく、書物に書かれている言葉のことを言います。

ムハンマド自身は読み書きができませんでしたが、書記によって記録がなされており、ムハンマドの死後にまとめられた現在の形では第一章の「開端(アル・ファーティハ)」から始まり、最後の章である「人々(アン・ナース)」まで全部で114の章からできています。

各章はムハンマドに下された啓示のひとつひとつがまとめられており、中でも第一章の「開端」は非常に重要視されています。これは、ムハンマド自身の言葉や行動についての証言をまとめた「ハディース」という言行録中で、「祈りの中に開端を入れない場合、その祈りは無効である」と書かれているためで、毎日の礼拝の最初の部分に使われており、伝統に則った礼拝を行うイスラム教徒は1日に最低17回は第一章を暗唱します。